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福岡で未払い残業代請求を行う際のポイントと解決方法

2024年03月19日
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福岡で未払い残業代請求を行う際のポイントと解決方法

福岡市内やその近郊でも、さまざまな理由をつけて従業員に残業代を支払わない雇用者が少なくないようです。残業代を支払わない「ブラック企業」に対して、自身で未払いの残業代を請求することもできますが、そもそも相手にされない、残業したことを証明する資料が手に入らない等、実際に請求するハードルが高いのも事実です。

本コラムでは、福岡市やその近郊にお住まいの方が未払い残業代請求を行う方法から、弁護士に依頼するメリットについて、ベリーベスト法律事務所 福岡オフィスの弁護士が解説します。

1、未払い残業代請求の基本知識

まず、どのような場合に未払い残業代が請求できるのかを見てみましょう。 なお、福岡で未払い残業代請求など労働問題でお悩みの場合は、ベリーベスト法律事務所 福岡オフィスへご相談ください。
■参考:「労働問題を福岡の弁護士に相談」

  1. (1)残業代が発生する基準

    労働基準法では、「法定労働時間」が1日については8時間まで(休憩時間を除く)、1週間については40時間までと定められています。これに対し、会社との間で結ばれた雇用契約で定められている労働時間は「所定労働時間」と呼ばれています。一般的に「残業代」と呼ばれているのは、「法定労働時間」を超えて労働した場合に発生する、割増賃金を指します。

    したがって、福岡で働いている方々は、原則として1日8時間または週40時間を超えて働いていれば、未払い残業代の請求ができる可能性があります。

  2. (2)福岡でもよくみられる残業代が支払われない理由

    会社が残業代を支払わない理由として、次のような回答をする場合があります。

    • 「うちでは残業代が出ない」「あなただけ払うわけにはいかない」
    • 「雇用契約書に書いていない」

    もっとも、法定労働時間を超えて労働した場合に残業代を支払うべきことは労働基準法に定められており、先ほどのような回答には全く根拠がありません。

    また、残業代を支払わない会社は、次のような回答をする場合がありますが、これらの主張が認められるには、労働基準法等が定める要件を満たす必要があり、一概に残業代を支払わない理由とはなりません。

    • 「残業代は給料に含まれている」
    • 「フレックス制、裁量労働制になっている」
    • 「管理監督者だから残業代はない」

    たとえ、個別の雇用契約に労働基準法が定めている内容より不利な内容が定められていても、基本的に労働基準法の内容が優先されます。長時間労働をしていても会社から残業代の支払いを拒否されている場合は、弁護士に相談することにより、請求できるか否かについて判断することが可能です。

    むしろこのような場合は、同じ職場に未払い残業代の請求を行い得る人が多数いると思われますので、協力して未払い残業代の請求を行うべきでしょう。泣き寝入りする前に弁護士にご相談ください。法律上、未払い残業代を請求することができるかどうか、未払い残業代の請求に対する会社の反論が正しいかどうかについて判断できます。

2、福岡にお住まいの方向け|未払い残業代請求のステップ

  1. (1)未払い残業代の請求手順

    福岡にお住まいの方が未払い残業代を請求するためには、次の手順で進めていきます。

    ①証拠集めを行う
    ②集めた証拠をもとに未払い残業代を計算したうえで会社に対して請求して話し合いを行う
    ③労働審判もしくは労働訴訟を起こす

    話し合っても会社が未払い残業代の支払いに応じない場合、会社の拠点が福岡市内にある場合は、福岡地方裁判所で労働審判や労働訴訟を提起することになります。

    具体的な請求方法や手順は、過去のコラムで詳しく解説しております。
    ⇒■参考:「弁護士が教えます!未払い残業代を請求できる場合の請求方法とその手順」

  2. (2)弁護士と労働基準監督署、どちらへ相談すべきか

    福岡市内には、2つの労働基準監督署(以下、「労基署」といいます。)があります。

    • 福岡中央労働基準監督署
    • 福岡東労働基準監督署

    そのため、どちらかへ相談へ行けば、未払い残業代の計算を行い、会社に対して請求してくれると思われるかもしれません。

    確かに労基署では労働問題についての相談を行えますし、法的に問題がある会社へ是正勧告を行うなどの対応をしてくれます。しかし、労基署は、あなた自身の証拠集めを助け、未払い残業代を計算して請求し、支払ってもらうということを代行してくれる機関ではありません

    そのため、会社に対して未払い残業代請求を行い、受け取れるよう交渉してほしいのであれば、弁護士に依頼すべきであるといえるでしょう。

3、福岡の弁護士に相談するメリットと探し方

そもそも、未払い残業代請求では、素早く証拠を確保して、未払い残業代を請求する意思を表明しなければ、過去に発生した未払いの残業代が時効により消滅するため、本来請求できた残業代が請求できなくなってしまいます。そのため、なるべく早く交渉に取り掛かる必要があります。

弁護士に未払い残業代請求の対応を依頼することで、あなた個人の事情や状況に添った対応をしてもらうことができます。

  1. (1)地域性を知る弁護士により効率的な解決を目指せる

    福岡にお住まいの方が、福岡の弁護士に対応を相談したり依頼したりする主なメリットは以下のとおりです。

    • 対応を任せる弁護士と直接面談して相談し、進め方を検討することができる
    • 福岡市やその近郊の商事情などを知っているため成功率を上げやすい


    労働審判や労働訴訟を行う前の段階でも、福岡県内の事情に詳しい弁護士に依頼することで、結果、証拠収集や対応がスムーズになるケースは少なくありません。そのため、早期に解決して前を向いて歩きだしたいという要望も叶えやすくなります。

    さらに会社から何らかの反論がなされた場合でも、その内容が法律的に認められるものかどうか、丁寧に確認しながら交渉を行えるため、より早期解決を図ることができるのです。

  2. (2)福岡で弁護士を探す時のチェックポイント

    弁護士を探す際は、以下の点について留意して、未払い残業代請求についての知見や経験が豊富な弁護士を選ぶことをおすすめします。

        ①実績の有無
      未払い残業代の請求実績や件数、金額などを掲載している事務所は、未払い残業代の請求を得意としている事務所と考えてよいでしょう。
      ベリーベスト法律事務所でも、複数の解決事例を紹介しています。ぜひご確認ください。
      ■参考:解決事例はこちら

        ②費用が明確かどうか
      未払い残業代請求における弁護士費用は、事務所によって大きく異なります。無料相談を活用して、初回に明確な費用を確認しておくことが大切です。


    ベリーベスト法律事務所 福岡オフィスでは、明瞭に費用を設定しています。詳しくは、以下のリンクを確認してください。
    ■参考:ベリーベスト法律事務所に残業代請求を依頼した場合の費用

4、まとめ

未払い残業代を請求した場合の会社の反応はさまざまです。素直に未払い分を払ってくれればよいのですが、あれこれ理由をつけて支払いを拒否し、証拠の開示にすら応じないケースもあります。また、本社が福岡県内にない場合はどのように進めたらよいか迷われることもあるでしょう。

福岡にお住まいの方が未払い残業代の請求を考えているなら、ベリーベスト法律事務所 福岡オフィスの弁護士にご相談ください。未払い残業代請求についての知見が豊富な弁護士が、証拠集めの方法から実際の請求に至るまで、親身になってアドバイスします。

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています

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