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もう離婚寸前!?離婚回避のために役立つ解決策や頼れる相談先は?

2018年01月31日
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もう離婚寸前!?離婚回避のために役立つ解決策や頼れる相談先は?

自分は離婚したくないけれど、配偶者の方は離婚を望んでいる、ということがあります。弁護士へのご相談でも、たとえば、長年連れ添った配偶者から突然離婚を言い渡されて、戸惑っている方も多いです。

どうしても離婚したくない場合、どのように対処したら良いのでしょうか?
別居中でも離婚を避けられるものなのか?離婚回避方法の相談先についても、知っておくと役立ちます。

今回は、絶対に配偶者と離婚したくないあなたの疑問や不安を解消するため、離婚回避のために役立つ方法や相談先について、弁護士が詳しく解説します。

1、離婚を切り出されるパターンと理由

離婚を切り出されるパターンと理由

「配偶者から突然離婚を切り出された」。そんなとき、離婚を避けるためには、どうして相手が離婚を言いだしているのか、理由を知っておくべきです。

そこで、まずは、自分としては離婚を望んでいないのに、配偶者から離婚を切り出されるパターンと原因をご紹介します。

  1. (1)自由になりたい

    1つ目は、結婚生活から解放されて、自由になりたいパターンです。
    配偶者が、これまでの結婚生活に束縛感を感じているような場合に、何かの契機に、結婚生活から抜け出して、自由になりたいと考えて、離婚を切り出してくることがあります。
    夫の定年退職などをきっかけに、後の人生は自分の自由に生きたいという気持ちになる妻もいます。

  2. (2)他に好きな人ができた

    2つ目は、他に好きな人ができるパターンです。
    現在の配偶者との婚姻関係が続いている限り、他の好きな人と交際することは「不貞行為」になってしまいます。再婚するためには、今の配偶者と離婚する必要があるため、離婚を切り出してくるのです。

    また、実際に浮気をしており、浮気相手と再婚するために離婚を切り出してくるパターンも多いです。

  3. (3)子どもが独立した

    これは熟年離婚に多いパターンですが、子どもが独立したタイミングで離婚を申し出てくるケースです。

    女性の場合、子どもが未成年の間は、「母親」として、家庭の中での役割を果たすことに一生懸命でも、子どもが独立したら、「もう解放されても良いだろう」と考えるようです。

  4. (4)夫婦のコミュニケーション不足

    夫婦のコミュニケーションが不足すると、人は離婚を考えることがあります。
    たとえば、単身赴任が長く続いていると、自分は何も考えていない間に相手が離婚を決意してしまうこともあります。
    また、同居していても、コミュニケーションを取っていないと心は自然と離れていくものです。

  5. (5)相手が嫌になった

    「相手が嫌になったので、離婚を決意した」ということもあります。
    自分としては意識していなくても、相手が性格の不一致などを感じてストレスを溜めていることがあるので、注意が必要です。

2、離婚を回避する方法

離婚を回避する方法

それでは、離婚を回避して夫婦関係を修復するためには、具体的にどのような措置をとったら良いのでしょうか?

以下で、具体的な対応方法をご紹介します。

  1. (1)離婚届不受理申出をする

    まずは、法律的な方法として、「離婚届不受理申出」をしましょう。
    離婚届不受理申出とは、事前に役所に届け出ることにより、自分以外の人が離婚届を提出しに来ても、これを受け付けないようにしてもらう手続きです。

    離婚の方法には「協議離婚」がありますが、協議離婚の場合、必要な手続は、基本的に「離婚届」を提出するだけです。離婚届には、夫婦それぞれが署名押印する欄があるのですが、誰か別の人が書き込んで偽造しても、役所は真偽を確認することができません。
    法律的には、勝手に作成された「離婚届」では有効に離婚はできないのですが、役所が真偽を確認できないために、そのまま受理されてしまい、戸籍上は離婚されてしまいます。人によっては、どうしても離婚したい場合、勝手に相手の署名押印をして離婚届を提出してしまうことがあります。

    偽造された「離婚届」によって、戸籍上離婚したことになってしまうと、後日離婚無効の訴えなどを行わなければならなくなります。
    このような状況になることを未然に防ぐために、まずは役所に行って離婚届不受理申出をしましょう。

    役所の戸籍係に行って、「離婚届不受理申出をしたいです」と言うと、申出用の用紙を渡してもらえます。これを出しておけば、相手が勝手に離婚届を提出しに来ても、自分が明確に同意しない限り、受け付けられなくなるので安心です。

  2. (2)同居している場合

    同居している場合に夫婦関係を修復するには、まずは、相手とのコミュニケーションを増やすことが大切です。

    顔を合わせたら必ず挨拶をしたり、相手に話しかけたりして、今日あったことや最近関心を持っていることなどを聞きましょう。このことで、相手に関心を持っていることを伝えることができます。
    休日は一緒に出掛けたり、家にいるときには一緒にテレビを見たりして、時間を共有するのもよいでしょう。

    相手から無視されても、あせらずゆっくりと関係を改善していきましょう。最初は嫌がられても、めげずに続けていれば、相手の態度もだんだんと変わってくるものです。
    また、なるべく相手と生活時間帯を合わせましょう。おなじくらいの時間に起きて、できるだけ一緒に食事をして、同じ時間に就寝します。
    このことによっても、自然とコミュニケーションが増えてきますし、お互いに親近感を持つものです。

  3. (3)別居している場合

    別居している場合には、まずは相手にできるだけ頻繁に連絡をしましょう。
    メールや電話、LINEなどでも良いです。そして、一緒に出掛ける日を作りましょう。食事をするのでもかまいません。

    いずれかのタイミングで、家に戻る(同居する)話を切り出しましょう。相手が応じてくれたら、別居状態を解消することができます。

    もし、自分達で話し合いをしても別居状態を解消できないなら、家庭裁判所で「同居調停」を申し立てることができます。同居調停とは、裁判所の調停手続を使って、夫婦関係修復を目指す手続きです。
    裁判所の調停委員が間に入って夫婦の間を取り持ってくれるので、自分で話を持ちかけても無視されるケースなどでは、有効な方法です。

  4. (4)配偶者が浮気している場合

    配偶者が不貞行為をしている場合、その配偶者から離婚を要求されることがあります。
    不貞を行った配偶者は、「自ら婚姻関係を破壊した有責配偶者」ですから、不貞を行った配偶者から離婚請求することは、原則として認められません。

    そこで、配偶者から離婚を請求された場合に、有責配偶者であることを主張できるように、浮気の証拠を集めることが必要です。

    たとえば、浮気相手とのメールや写真を集めたり、各種の領収証や交通ICカードの履歴、ETCカードの履歴を調べたり、興信所に調べてもらって調査報告書をもらったりすると良いです。
    また、円満に関係を修復するためには、不貞相手と別れさせて、自分のところに戻ってくるよう促す必要があります。それとなく、浮気に気づいていることを伝えるとともに、絶対離婚しないことを宣言しましょう。

    そして、相手と一緒に過ごす時間を増やし、思いやりを持って接します。不必要に相手を追い詰めたり責めたりはしないことが大切です。

3、離婚回避のための相談先

離婚回避のための相談先

離婚回避のためには、どのような人に相談することができるのでしょうか?

  1. (1)親兄弟

    まずは、親兄弟に相談することが考えられます。
    特に、相手の親との関係が良好な場合、相手の親から本人を説得してもらうことにより、離婚を回避できることがあります。自分の側の親兄弟であっても、話し合いを取り持ってもらい、離婚を避けられることもあるので、まずは親族に相談をしましょう。

  2. (2)友人知人

    友人や知人も、良き相談相手になることがあります。
    特に、自分と相手の共通の友人がいると良いです。共通の友人を味方につけると、友人から相手を説得してもらうことができますし、夫(妻)の話を聞かない人でも、友人に言われたら気を変える人もいます。
    ただし、友人知人に相談するときには、相談相手を選ぶ必要があります。
    興味本位で首を突っ込んできて、トラブルを増大させてしまう人もいますし、相手の味方になって離婚を進めてくる友人などもいるからです。

  3. (3)離婚カウンセラー

    離婚を避けたいのであれば、離婚カウンセラーに相談することも有効です。
    離婚カウンセラーとは、夫婦関係についての相談を受けているプロです。心理学的な知識を持っており、ケースに応じた適切な離婚回避の手段を提案してくれることもあります。夫婦が一緒にカウンセリングを受けられることも多いです。

    ただ、離婚カウンセラーは、玉石混淆ですし、相性の問題などもあって、合う・合わないが大きいので、自分達夫婦にマッチする人によるサービスを探すことが大切です。

  4. (4)弁護士

    離婚を回避したいなら、弁護士への相談がお勧めです。

    弁護士は、多くの離婚問題や男女問題を解決してきているので、どういったケースで法律的に離婚につながるのか、どういった方法で離婚を回避できるのか、など、豊富な知識を持っています。

    また、弁護士であれば、今まで担当した夫婦トラブルの経験を元に、復縁するための対応方法についてのアドバイスをすることも可能です。

    相手から離婚訴訟をされて強制的に離婚される可能性があるのかどうかなどもわかりますし、万一相手が勝手に離婚届を提出してしまった場合でも、離婚無効調停や訴訟をして離婚を無効にすることができます。相手が離婚訴訟を起こしてきたときにも、棄却を求めて効果的に争うことができます。
    どうしても離婚を避けられない場合には、財産分与がどのくらいになるのか、相手から慰謝料請求されるのかなどを具体的に聞くことができます。


    弁護士事務所で相談すれば、法律の専門家からのアドバイスにより、何らかの解決策が見えてくるものです。

4、離婚を回避したいとお悩みの方へ

離婚を回避したいとお悩みの方へ

ベリーベスト法律事務所では、離婚や男女問題を注力分野としており、夫婦問題について、初回60分無料相談を受け付けています。
男性の方でも女性の方でも、どちらのケースにも対応できますので、配偶者から離婚を要求されてお困りの場合には、まずは一度、ベリーベスト法律事務所 福岡オフィスの弁護士までお気軽にお問い合わせください。

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています

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